ベビー服や抱っこ紐の選びかた講座。
いろんな種類があるので、実際に使っておむつ替えなど練習しました。
抱っこのしかたから、赤ちゃんのあやしかたまで・・初産婦さんにお勧めの会です。
仙台市の女性議員さんのご紹介で、富山の県議会院さんが視察にみえました。
長く病院勤務をされた元助産師だそうで、お産への思いを熱く語られていました。
地方ではどこでも産科施設が少なくて、産みたくてもアクセスの悪さから、2人目3人目を諦めてしまう女性が沢山います。
そんな方のために、助産師だけでお産が出来るシステムを構築したいと話しておられました。
ただ、助産師は、医師代行ではありません。
助産師のケアは、病院がないから仕方なく・・・というのではなく、
病院へのアクセスが良いからこそ、安心して選択頂けるものだと思います。
多くの健康な赤ちゃんとお母さんは、助産師だけでお産することが可能です。
でも、予測できない急変は、まま起こりえます。
たよりになる病院があまり遠くては、助産師だけのお産はすすめられません。
その兼ね合いが、難しい。
政治家さんたちには、女性が安心して、若いうちからどんどんお産できる仕組みを早く、整えてほしいなあと思います。
母乳相談をしていて、意外と多いのが、「ママの乳首を吸ってくれない。」とか、「吸わせると痛くて、吸わせられない。」という相談です。
病院では、「とにかく吸わせつづければ、おっぱいは出るようになるから、がんばって!」と励まされて退院してきます。確かにそのとおりなのではありますが、ママ一人での頑張りには限界もあり、もう少し手助けがあったらうまくいきそうなのに~、と思うこと、しばしば。
そこで、助産院でデイケアを開始することにしました。
9時にチェックイン、15時チェックアウト。助産院の昼食が付きで、10000円。
その間に、赤ちゃんのペースに合わせた授乳練習を数回できたらいいなあと思います。
30分刻みで予約をいただいていたこれまでの母乳母乳外来では、時間が限られているので、赤ちゃんがその時間内に必ずしも飲みたくなるとは限らず、結局、何度か外来に足を運んで頂くことになってしまっていました。だったら、1日じっくり濃密にみて、なるべく早い解決につなげた方が良いかと思いました。
母乳の練習だけでなく、
産後の疲れでちょっと休みたいなあと言うママや、
日中ひとりで過ごすのが不安だなあという新米ママさん、
未熟児室を退院して、その後の育児に不慣れなママ、
産後入院するほどではないけれど、ちょっと助産院で過ごしたいという方に使って欲しいです。
産科の入院日数が年々短くなってきています。
十分におっぱいが熟れて母乳分泌が軌道にならないうちに退院となるケースも沢山あります。
乳頭混乱といって、哺乳瓶が大好きでママの乳首を嫌がる赤ちゃんもいます。
そんな赤ちゃん達のために役にたてたら、嬉しいなあと思います。
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