助産院出産の懐かしい顔の再会、助産院に足を踏み入れるのも初めての皆さんが集まってのランチ会になりました。
山形の夏の名物「だし」とお豆腐が、メニューの今日のポイントでした。
「たまには、ゆっくり食べてね~。」とお食事の間、シェフチームによるショートベビーシッティング。
楽しんでいただけたでしょうか?

徳島での助産師会全国総会のため、5月22日から四国へ行ってまいりました。
初めてこんなに遠くに出かけるのは初めてて、どきどきでしたが、
現在大阪在住の原田助産師(元とも子助産院スタッフ)が、伊丹空港まで迎えに来てくれたおかげで楽々でした。
原田助産師と早坂助産師は、共に香川出身。お里がえりです。
途中、名勝栗林公園に連れて行ってもらいました。
おおきなサギがたたずんでいました。
スイレンも美しかった。
香川といえば、うどん県。じつは、ダーリンも同行。たのしいことは、共有体験しないとね。
そして、あこがれの ぼっこ助産院へ泊めていただきました。その晩、お産もありました。
「ひなた」という老人デイケア施設と、「ぼっこ」という助産院が一緒に開設されています。
「病後児保育」「親子ひろば」も併設の活気あふれる場所でした。

いのちの応援舎代表理事の助産師山本文子さんです。
お食事のスタッフもおられますが、朝夕は山本さんの担当です。
そのへんは、とも子助産院も一緒ですね。
スタッフの分も含めると30食ものご飯を提供することがあるそうです。
山本さんには、来年の4月、仙台で講演をしていただけけるように約束を取り付けました。
デイケア用のおおきな介護用お風呂です。通称ぼっこ温泉。
いのちの応援舎の理念。
毎朝、朝礼のとき、スタッフが唱和していました。さすがです。
じょさんしサロンについて、ポスター発表。
毛糸のおっぱいプロジェクトを出展しました。
「もってますよ~。使ってます。」とたくさんの方にお声掛けいただきました。
たくさん、ご購入いただけました。感謝します。
徳島の助産師学生さんたちが、手伝ってくださいました。
笑顔の素敵な気働きのいいみなさんでした。いい助産師になりそうです。
徳島といえば、阿波踊り。盛り上がるアトラクション。
平成28年の総会は、宮城県が当番です。
3年後には、おもてなしする側になります。ちょっと緊張。
徳島のマスコット、スダチ君。
左は、宮城県助産師会の後藤副代表理事。
徳島大学前学長 青野敏博 先生。
母乳とホルモンの関係についての講演を拝聴しました。
陥没乳頭の話題にも触れられておられたので、講師控え室に突撃訪問。
あむあむおっぴをつかっての、陥没乳頭の手当てについてお話させていただき、記念にぱちり。
翌日、金毘羅さんへお参りにいってきました。
長い長い階段をゆっくりのぼりました。
瀬戸大橋を渡って、倉敷の大原美術館へ
大原美術館のイベントで、お嫁さんに会いました。
美術館は素晴らしく、もう1日あったらなあ・・と思いました。
そして、野村に帰ってまいりました。
おみやげは、香川のこんぴらみそでございます。
助産院の留守番スタッフのみんなありがとう。
「産後ケア」についての5月26日の読売新聞のすてきなトップ記事を、わたしが読んだのは、助産師学会のために訪れていた四国でのことでした。
興奮して、宮城の留守番助産師チームへメールしたところ、「え~、そんなことどこにも載ってないよ~。読売の一面はスカイツリーとTPPの記事だよ。」とのクールな返事。
全国紙では、トップ記事まで内容が違ってしまうんですね。
宮城では、母子ケアよりTPPに関心が高いのであろう・・・という新聞社の判断は正しい。
こんなことだから、東北の人口減少速度は加速するばかり・・・。がっかり。
「産後ケア」をトップ記事だった地域はどの辺までだったのでしょうか?
そういえば、見学にいかせていただいた香川県のぼっこ助産院では、すでに自治体からの助成事業は開始されていて、
お母さん達は、1日1万円で助産院での産後入院が受けられるようになっています。
助産院では提供したいケアと技術をたっぷり持っているけれど、すべてボランティアというのには、限界があります。
価格設定が高いと、利用できる家庭は限られてしまします。
この家族力・ご近所力の低下したこの時代、女性手帳を配られたくらいで、産めよ殖やせよと言われたって、到底無理。
あたしい家族のスタートをサポートできる、公的助成が欲しいと思います。
(伊藤)
今朝の読売新聞トップ記事、ご欄になりました?
まさに、とも子助産院が取り組んでいること、ジャストじゃあないですか。
政府もやっと気がついたか。
有言実行。骨太の方針に期待します。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130525-OYT1T01209.htm?from=top
~~~以下コピペ~~~
政府は、これまで手薄だった出産時の支援を強化するため、出産直後の母子を宿泊や日帰りで受け入れる「産後ケアセンター」を全国で整備する。
核家族化で実家に頼れない妊産婦が増えるなか、出産で疲弊した母親の心身のケアや授乳支援などを行い、子育てのスタート期を応援するのが狙い。6月にまとめる「経済財政改革の基本方針(骨太の方針)」に盛り込み、来年度はモデル事業に取り組む。
「産後ケアセンター」には助産師らが常駐し、産後の母体の回復や赤ちゃんの健康チェック、もく浴や抱き方などの指導や育児相談も行う。
多世代同居が減り、産後に頼る人のない母親が増えている一方、出産時の入院期間は産科医不足のため以前の1週間から4、5日が一般化している。
授乳にも慣れないまま退院し、育児不安や過労により、出産後に1割が産後うつを発症しているとされる。虐待に発展したり第2子以降の出産を困難にしたりするケースもあり、産後ケアの必要性が指摘されていた。