お盆を挟んで、前半に中村・原田、後半は伊藤・近藤がほぼ一週間ずつ夏休みをとりました。
伊藤は小学生の甥っ子二人と水族館へ、行ってきました。一番心ひかれたクラゲの水槽。
八景島パラダイスのシロイルカちゃん。
甥っ子たちと、カメ。
大道芸で子供らがいただいたたバルーンアート。ペンギンとバイクに乗ったミッキーマウスだそうです。(オレンジ色のところが、ペンちゃんの足。)
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北日本看護学会といのがあり、山形に行ってきました。
山形大学医学部、初めて足を踏み入れました。山形は暑いよ~と覚悟はしていたものの、聞きしに勝る猛暑。セミの声のシャワーで話声が聞こえないくらいでした。
「シャンプー冷えています」の、ノボリ旗が、あちこちの床屋さんで、はためいていました。あまりに暑いので、冷やしたシャンプー液で洗髪するのが、流行っているんだそうです。
学会では、産科に限らず、いろんな現場の看護の安全についての、パネルディスカッションはありました。
山形は、お産を扱う助産院がないのですが、院内助産院の計画は芽生えているようでした。
産む人も、産科を支える医療者も、みんなが幸せになれる産科ケアの在り方は、どんなものでしょうか?
医療安全の5Sというのが、あって、整理・整頓・清掃・清潔・しつけ なのだそうです。
こどものころから、お片付けが苦手な私は、耳が痛い。
そして「教育」や「学習」ではなく「しつけ」というのが、極めつけだなあと思います。
習慣として浸みついてくるのが、「しつけ」であって、その時限りのものでなく、継続して整えていく努力が必要なのだよなあと改めて思いました。
ナースアウトのあとの赤ちゃんフェスタで、粋叶さんによるスリングショーが開催されました。
大きな子を軽々と抱っこするパパのかっこいいこと!
うれしそうなお兄ちゃんの笑顔。
スリングは、便利でおしゃれな抱っこひもですが、安全に使いこなすにはちょっとしたコツがあります。
とも子助産院で、かつて賑わっていた「抱っこひもの会」は、担当の小山助産師の退職後、途絶えています。
トイザらスのところにあった粋叶さんのお店が移転してしまったこともあり、とも子助産院の近くでスリングについて、ちゃんと教えてくれるところがなくなってしまいしました。
また何かやりたいなあと思っていたところで、粋叶の山本さんとここで再会。
じゃあ、一緒になにかやりましょうか・・・ということになりました。
そのうち何か企画しますので、お楽しみに!
同時授乳のイベント ナースアウトの立会人をしてきました。
8月6日の11時~1分間、授乳していた母児組数をカウントしようというイベントです。
助産院でいつもしている、金のリボンのついたエプロンをしていきました。
金のリボンは、「はじめは母乳だけで育てよう。6か月からは適切な離乳食をあげながら、2歳かそれ以上母乳をあげよう。」というユニセフの運動を示します。
全国32ヵ所
822組の母子が参加
799組の母子が同時授乳成功
仙台は、42組参加
同時授乳参加出来た方が、サインしました。
いつもみている授乳風景だけど、こうして沢山の赤ちゃんや子供たちが、しあわせそうにおっぱいを飲んでいる姿を前に、不覚にも涙がこぼれてしまいました。
母乳をあげたくてもできなかったママは、悲しい思いをしているかもしれません。母乳育児を出来たママは勝ち組!と、いうふうにミルク育児のママを排除しようというのではありません。くれぐれもイベント趣旨を誤解しないでくださいね。
たぶん少しの支援があれば、母乳育児ができたのに、その少しの手助けに出合えなくて母乳を飲ませられなかったお母さんもいたでしょう。みすみすミルク育児になってしまうママが、少しでも減ることを祈って、行っているイベントです、
「いつもまで飲ませてるの?もう大きいのに・・。」なんて言われて、母児とも泣く泣く断乳しました・・・なんてことが、なくなるように。
「おっぱいって、どうやって飲ませたらいいのか、わかりません。母も私をミルクで育たというし、母乳をあげている人を見たこともない。周りは、みんなミルクで育てているんです。」途絶えそうになっている母乳育児の伝承が復活するように。
自転車を見たこともない人は、自転車に乗れませんよね。
自転車に1回で乗れるようになる人も、あまりいませんよね。
人のやることには、少しの知識と少しの練習と励ましが、いつでも必要です。
母になったからって、本能だけで、みんながすぐに母乳育児ができるものでもありません。
赤ちゃんたちが、いつでもどこでも、おっぱいがのめて、「赤ちゃんといえば、おぱい」と世の中みんなが、当たり前に思うようになったら、わざわざ、こんなイベントなんかいりません。ナースアウトがいらなくなる日が、本当のゴールだと思います。