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ブログ 助産院の近況カテゴリー

サークル再開!

「怖かったよね~。」と、仲間の無事を喜び合いながら、とにかくいっぱいしゃべりたい。

被災した辛い体験も言葉に吐き出して、一緒に涙を流したい。

まずは、妊婦ゴスペル隊を、助産院を会場に再開しました。

非常時ではあるけれど、できる限り早くいろんなサークルを再開したいと思います。

普段以上に、ママ達のおしゃべりする場、子供達が集う場が、必要だと感じます。


震災復旧作業

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陶器・ガラスのものは、ほとんど割れてしまいました。
こわれものの、ゴミ袋がいくつも出ました。
 
 
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被害が少なかったといわれる泉区ですが、震災ゴミの集積所へ持ち込むと、崩れた瓦やブロック塀、大量の割れ物でがれきの山がいくつもできていました
 
 

110406_1659~01.jpg沢山の食器をプレゼントいただきました。

110406_1705~01.jpg今度は、食器棚から飛び出さないように、扉にストッパーをつけて、大事におさめました。
 
あらゆる家具を壁にがっちり固定して、転倒防止対策を強化。
さすが大工さんの息子・・。相棒にちょっと惚れなおす・・(*^_^*)
お気に入りの堤人形も粉々に壊れましたが、器用な叔母が、足りない部分を粘土で補いながら、遺跡から発掘された埴輪のように見事修復してくれました。
毎日、大きな余震が何度もあって震災はまだ渦中ですが、
ひとつの修復作業を終えるたび、ひとつ分づつ震災で受けた心のキズも修復されていっているような気がします。
 

誰かを助けることは、自分も助ける魔法。

尊愛する河合蘭さんが、メーリングリストで紹介してくれた言葉。

「誰かを助けることは、自分も助ける魔法。」

みんなで、助産院の備品から避難所の妊婦さんのために支援物資をパッキングしました。

マタニティー用の下着や、温かいカーディガン、スパッツやレッグウォーマー・・・

少しでも温かく過ごして欲しい。

仕分けするのが少しでも楽になるように、1人分つづラッピングして、メッセージを書き詰め込みました。

いちいち広げなくてもどんな服かわかるようにカードをつけて、段ボールの4面に中身のリストを張りました。

「誰かを助けることは、自分も助ける魔法。」

本当に、そのとおりと思います。

悲しいことばかりで、心がざわざわする日々だけれど、ほんの少しだけ自分たちの心をあたためられた気がします。

もうひとつ、河合蘭さんからの紹介。

「余震の恐怖についてですが、テレビでどこかの先生が『余震とは、大きくバランスを失ったプレートがバランスの状態に戻ろうとしている作用』というような説明をしていました。
『余震はバランスへのプロセス』か・・・とポジティブな気持ちになり、これも安心を増やす材料かと思いました。」

これまでは揺れるたびに、ただ怖かったけど、これを読んで少しは、よし許そう・・・という気になった伊藤です。


日本助産師会に携帯サイトができました。

 

日本助産師会

公式携帯サイトは、こちら
PC用サイトは、こちら 

妊産婦さんの電話相談相談窓口
       ℡ 03-3866-3054
受付時間 平日:午前9時から午後5時まで


避難所のこどもたち

テレビカメラの入らないところにも、沢山の被災者がいます。

うちの助産院は、なんとかなっています。その方たちへの支援をお願いします。

こども服の寄付は、こちら

ジョイセフの寄付はこちらへ。

助産院で生まれた子供たちの安否が、続々と写真付きメールで入ってきています。

そのたびに、安心したり、心つぶれて涙を流したり、大変な境遇に気をもんだりしています。

全部のメールに返事をしきれてはいません。ごめんなさい。

避難所でもたくましく成長し続けている子供たち。

写真のお子さんは、助産院うまれの岩切小学校避難中の赤ちゃんです。

避難所でお座りができるようになったそうです。


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