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はこつき: 産みたて母のクラス

ナースアウト実行委員長だった、鈴木久恵さんのクラスです。

はこつき日和


紅葉の朝、三陸へ向かう

夫がカヌー仲間と出かける用意をしています。

遊びにいくときは、どんなに寒くても早起き。

三陸の海岸へ向かうそうです。

牡蠣小屋で宴会なんだそうな。

シーカヤックのいつものフィールドは津波でずたずたになってしまいました。

キャンプ場は、仮設住宅でいっぱいです。

それでも、訪れる人がいることで復興が進むから・・・と自治体は、レジャー客を歓迎してくれます。

早く、もとの美しい町に戻ってほしいです。


新製品!新生児用の帽子&おくるみ

毛糸のおっぱいプロジェクトで、オッピにタグ付けをしてくださっているおばあちゃまに、新生児用の帽子とおくるみを縫ってもらいました。

丁寧な仕事で、赤ちゃんもここちよさそうです。

とも子助産院で出産のお子さんへのプレゼントにしています。

バリエーションを増やして、近い将来、販売へつなげたいなあと思い、試作を重ねているところです。

 うまれたての赤ちゃんは保温が大事。

早期接触(いわゆるカンガルーケア)のときに、赤ちゃんが冷えないように帽子をかぶせているのですが、3000g以上の成熟児には市販品はちいいさすぎて、すぐ脱げてしまいます。ちょうどよいサイズの帽子が欲しいなあとおもって開発しました。1枚500円。黄色・ピンク・ブルーがあります。

 赤ちゃんのおくるみは、おっぱいやウンチで汚れることの多いものだから、肌触りが良くて、洗濯しても乾きがいいものが欲しくて、開発。赤ちゃんをよくバスタオルでくるんだりしているけど、洗濯しているうちにごわごわしてくるし、なかなか乾かないから、汚されると「あ~~」って気持ちになっちゃうでしょ。でも、これは、あっという間に乾くので、洗濯がおっくうじゃなくなります。

 支援物資でいただいた、古ーいミシンをだましだまし使って、温かで軽いベロア生地と綿プリントをはぎあわせて制作しています。ちなみに布のチョイスは、山田助産師です。

ママ達には、なかなかの好評。興味のある方は、助産院にみに来てください。1枚1500円でおわけしています。

被災女性の手仕事が、少しでも現金収入につながるように、智恵を絞り中です。


初めての探鳥会 日本野鳥の会

 野鳥に詳しいママに紹介いただき、動物好きの私の母と2人で、11月3日の文化の日に水の森探鳥会に参加してきました。

 水の森キャンプ場は、助産院から車で5分の公園です。

 水辺に白鳥を眺めに時々行ったりしていましたが、遊歩道に入るのは初めての事でした。コートに革靴という軽装で、ぷらっと行ってしまったけれど、一歩入ると結構な山道で、次回はしっかり足元を固めて行かねば!と思いました。
 セキレイやアオジがかわいらしく羽ばたいているのと出逢いました。本格的なスコープでダイサギが美しくたたずんでいる姿も見せていただきました。オオタカも上空を旋回していたそうです。こんな住宅街の中の公園なのに、すごいなあと思います。

秋晴れの下、芋煮会のグループが沢山おいでになっていて、キャンプサイトは満杯でした。

 


 探鳥会は27名参加、27種の野鳥を確認とのこと。

初めての探鳥会は、森林浴の心地よさとのんびりした山歩きにとても癒されました。

 2013年カレンダーは、2冊も買ってしまいました。
 案内くださった野鳥の会皆さまに感謝します。

 


助産評価機構 適格認定いただきました!

 

2012年5月に現地調査を受けた日本助産評価機構の適格認定がおりました。

 当初より、審査には半年から1年半かかるとはいわれていました。膨大な書類をスタッフみんなで作り上げ、合否を心配しつつ結果を心待ちにしていました。そして本日、会長の加納代表理事より直接お電話いただき、認定OKのお知らせをいただきました。近日中に、認定証の授与とホームページ掲載があるそうです。

 みやした助産院・ぼっこ助産院・中島助産院に引きつづき、全国で第4番目の認定助産院になるのではないかと思います。誇らしくもあり、さらに緊張も覚えます。

 助産の質の第3者評価を目的とするもので、企業でいうところのISO のようなものです。病院にも病院評価機構というのがあります。それの助産所版です。 パンフレット「助産所評価のご案内」(PDF) 

 助産院といえば、鞄一つでお産に向かう産婆さんのイメージを持つ方もまだ沢山おられると思います。いまだに「お湯はどこで沸かすんでしょう?」とか聞かれます。時代劇のなかのお産婆さんが、「生まれるよ!さあ、旦那さん、お湯を沸かして!」とかいう場面が浮かぶんでしょうね。(笑) 

 魔女っぽさは助産師には欠かせない要素の一つでもあるけれど、実際のところ、現代医療の仕組みの枠組みのなかで、看護力を発揮することで自然な助産を具現化しています。助産所もその時代の医療レベルに応じて、科学的根拠あるケアを提供することを求められています。当たり前のことを当たり前にしていけばよいだけなのですが、第3者評価を受けるためには、普段やっていることをすべて言語化して書類を作成しなくてはならないので結構、準備が大変なのです。でも、そうしていく中でケアの質を振り返ることができます。 えいやっと、がんばって、認定にチャレンジする助産院が増えたらいいなあと思います。

 助産師は、出産を病気・治療の視点ではなく、健康な生理現象、日常生活の中の特別な一日としてとらえてケア・サポートしていきます。病気ではないけれど、いつでも命がけとなるリスクをはらんでいます。どうしたら、安心・安全に、そして産婦さんに「気持ちよかった。また産みたいなあ。」と言ってもらえるお産ができるのか?また、助産師が助産師らしく活き活きと能力を発揮していくには、どんな仕組みが必要なのか?日々考えつつ、5年後の再審査の日に向いたいと思います。


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