菊地栄講演会チラシ 印刷用 PDF
「ママのお茶会」は、ママ達のおしゃべりサークル「tomo友」のママ達が運営しています。
とも子助産院は、事務局として会をサポートしています。
どこの産院で産んだ人も、産む人も、産まない人も、
子育て中の女性なら誰でも参加できる会です。
お子さんと一緒においで下さい。
先月の宮城県助産師会のスキルアップ研修会の復習の会をしました。
今回は出血多量バージョン。
幸いにもこれまで当助産院では、搬送するほどの分娩時出血を、経験したことはありません。
でももし、こんなことがあったらどうするか~?
まずは、想定症例のシナリオの読み合わせ。
産婦さん役をねかせてシュミレーション。
止血処置。血管確保。酸素吸入。バイタルサイン確認と記録!
学生さんはパパとご家族の役。
ご家族へ説明をして、医師と救急隊へ連絡。
エレベーターへ移送。
救急車誘導。保温・データFAX・記録整理。
助産院はガイドラインに基づいて、リスクのなさそうな妊婦さんだけを対象にしています。
それでも、いつ何があってもおかしくないのが、お産です。
助産院は、医師のいない施設です。
応急手当し、いかにすばやく病院へ移送するかがキモ。
助産師は力を合わせて、産婦さんと赤ちゃんを守ろうと、日々訓練を重ねています。
もしもの話だけど、どきどきします。
こんなことに、あたりませんように!
え~んがちょ。
第一交通タクシー さんが、「ママサポートタクシー」というのを開始するそうで、
研修会におよばれしてきました。
産婦さんを産院へお連れする時のサポートの仕方について、お話しました。
ドライバーの皆さん、真剣に聞いてくだいました。
そして、全員に妊婦体験ジャケット着用での、タクシーの乗り降りなど体験していただきました。
妙にリアルな疑似妊婦により、実践さながらのロールプレイ。
ベテランドライバーさんたち、
女優、石澤の無茶振りにも動ぜず、さすがです。
仙台医療センター助産学校の板元先生のアドバイスも的確でした。
一般社団法人 宮城県助産師会 後藤会長より、修了証書授与。
あらかじめ登録している妊婦さんに、お産の送迎に行く時は、破水しても大丈夫なように、防水シーツを敷いてタクシーがお迎えに来てくれるサービスだそうです。頼もしいです。